のったりのたりと

V6の坂本さんを中心に、アイドルさんたちを

自担に落ちる。その後

坂本昌行さんに落ちました。(けっこう昔の話です)

 

自覚はありましたが、心の整理はすぐにはつかない。アイドルが好き~という気持ちと、特定の誰々のファンですという気持ちには、ものすごい隔たりがある。少なくとも私にとっては。

例えるのならば、波打ち際でつま先で波を蹴ってはしゃいでいるか、船で渡るあの島まで泳げるかと遠泳に挑んでいるか、というくらいには、心構えが異なることなのでした。(アイドルっぽく夏の海で例えてみたよ☆)

 

気持ちの整理はつかないまま、次にテレビで見ることになった坂本さんは、黒いスーツで右足がギブス、松葉杖の御姿でした。ショックだよっ!

 

7月2週の週末といえば、ジャニーズカレンダー的には少年隊さんのプレゾン開幕の頃でした。(さようなら~青山劇場。昨年一番悲しかった事)それは知ってたけど、坂本さんと結びつけて考えてなかった!

前の年にもデビュー後なのに、V6の兄組さんはプレゾンにでちゃうのかー大変だなと思った記憶があったのに、そこに結びつかなかった。迂闊すぎだよ!Mステで舞台の告知してたか?

オタの自覚がないと、大半の情報は素通りするという典型的な例ですね。

 

プレゾン開幕の模様をワイドショーでやっていたのをたまたま見たわけです。土曜日だったか月曜日だったか、やはり記憶は定かでないですが、ショックだったことは覚えていますね、つーか忘れられないですよ。

落ちた、自覚した、これから私、坂本さんのファンになるのかしら~モヤモヤとか。心の揺れをどこかで楽しんでいたりしていたのにさ。松葉杖だよっ、不意打ちひどい。

 

Mステ裸足だったじゃないですか。状況と情報をてらしてみると、あの時はすでに骨折していて、かつ処置をする前だったということになるのでしょうか?

 

Mステの本番前に、プレゾンの最終リハーサルやってて、そこで骨折。そのままMステ出演して、病院行って治療を受けて、松葉杖で通し稽古をやりなおし、舞台開幕の流れかな、多分そんなもんだ。アイドルさんのスケジュールはタイトだからな。代役、立てないんだね、ジャニだもんね。光GENJIとかも骨折してても踊ってたしね。ギブスしてるだけましな方かな。坂本さんが出る部分は全部、段取り変更しないとだよね。

少年隊さん大変だよぉ。年一度の看板の舞台なのに申し訳なさすぎるわっ!

 

ちょっと待て。思考が完全にオタだよ、自分。

 

坂本さん大丈夫なのかしら?(心配)の前に、少年隊さんとファンの皆様方に申し訳ないじゃないっ、と思ったあたりで、一気にもう戻れないところに行った自分を自覚しました。

アイドルさんたちに、可愛いなぁとか、かっこいーとか、素敵!とか思っている間は、まだ後戻りできる場所に居るのだと、私は思います。ですが、駄目だろう!それっつ!!が先立つようになると、一線を越えてしまったなと思うわけです。

 

ああでも坂本さんは本当に大丈夫かしら、の心配はいたしましたよ。とりあえず情報が欲しい。安心したい。

ギブスなんだから骨折は確定だろう。どこやったんだ、どれくらいで治るんだ。新曲出たし、夏コンはあるはずだよね‥‥‥ジャニだもん。(当時は夏コン冬コン、年2回はあるのが普通だった、なんなら春コンだってありましたよね)

舞台もコンサートも行く予定はないくせに、何の心配だよ!

 

身近にオタ友のいない私が取った行動。まず、スポーツ新聞に情報を求めました。

次にV6さんのアルバムを買い、アイドル雑誌を立ち読みしに、いつもと違う本屋さんへ行きました。買う勇気はまだなかったね。

 

坂本さんは右足小指の骨折、全治二カ月の診断でした。なのにプレゾン東京千秋楽にはギブスはずしたんだよね。早いっ、これ良かったのか?

さらにこの舞台では、イノッチくんも首を怪我して、トニセンさんで踊れる状態の人は長野さんだけになり、急遽、ジャズダンスの苦手な剛くん健ちゃんがダンスシーンに出ることになり、もう迷惑という言葉では言いおおせないくらいの展開をみせて行くことになるのでした。

 

今思い出しても、当時の少年隊のファンの方々はさぞかし罵り倒したくなったことだろうなと思います。私だったら絶対、チケ代値引けーっと罵り倒したと思う。(心狭いからね)プレゾンはコンサートよりお値が高かったですし。

トニセンさんたちが少年隊さんたちに頭が上がらないらないのは当然だね。一生ネタにされて、突っ込まれるレベルの大迷惑です。

 

後日、発売されたビデオを見ただけの私ですが、トニセンさんが踊れていたならこの作品、かなりクオリティーが高い物になったんじゃないかと口惜しく思ってしまう「RHYTHMⅡ」。ジャニ曲で作るカタログミュージカルというか、ショウ+劇としては、かなり良作。曲と出演者を入れ替えつづけて、再演できるんじゃないかと思えるくらいに、ストーリーもジャニーズ作品の中では整っているし、破綻もそんなにない。もったいないよぉぉと思いました。

見たことのない方にはお勧めです。自担のダンスが見れないというストレスのたまる代物ですが。

 

こんな感じで、自担のいる日々が始まりました。

好きなアイドルがいるっていうのは、もっとこう、楽しくて癒されるものじゃないのか?

そんな自問自答をしてしまう、心の休まらない 始まり方でした。