のったりのたりと

V6の坂本さんを中心に、アイドルさんたちを

無駄遣い感がハンパない

Mステスペシャル、分割しながらようやく見おおせました。総じて楽しく見ました。とりあえず、ジャニをまとめ出ししていただけるのはありがたいですね。(主に編集の意味で)

しかしねー、あれだけ揃えたのなら後ろで踊る人たちも用意しておくれよと思ってしまうのは、贅沢な話なのでしょうか。

この曲なら後ろのわらわらが必要!と思ってしまうパターンがけっこうありまして、嗚呼、無駄遣い!と思ってしまいましたよ。みんなたまには昔を思い出して、それぞれの先輩のバックについてくれてもいいんだよ~と思いながら見ておりました。

 

特に若手のグループには後ろにジュニアくんたちをぞろっと従えていただきたいところです。

全体に普段よりも音が良くなかったのか、リハが足りなかったのか、音が外れる人たちが(自担を含めて)続出していらっしゃったのも何だかなぁなのですが、あれだ、祭りは参加することに意義があるということで、基本的には楽しかったよー♪

 

というわけで、さらっと感想。

 

オープニングのマッチ先輩。「ギンギラギンにさりげなく」とりあえず、バック付けよう。今さら先輩に踊って下さいとは申しませんが、後ろで手をきらきらしながらボックス踏む人が居て欲しい曲です。(遥かかなたの記憶)

 

ジャニーズメドレー・パート1。

ウエストくんたち、「ええじゃないか」スタート。

エイトさんたち路線を周到した、関西の楽しい盛り上がりソング。とにかくにぎやかに!というのが関西売りの基本なのでしょうか?髪色の派手な人が多いので、普通な感じの重岡くんが逆に目立つくらいですね。桐山くんは黒髪でも馴染んで見えるな。何が違うのだろう。

山田くんのしきり、曲ふりで始まりました。しっかりしてる山田くんなのだけれど、うっかり後輩に見えてしまうようなビジュアルです。さすがにまだ制服が楽に着こなせるビジュアルをキープしているだけはある。

 

重岡くんの曲ふりで、エビジくんへ、「Za ABC~5stars~」。

さすがにステージの使い方が上手い。激しく動きながらでも、カメラにどういう絵が映っているのか、しっかりと計算されている感じだ。この曲は何度もワンカメショーを繰り返しているからなのか、どの構図もきちんとしている。職人技だな。とても完成度が高くて、安心して見ていられる。動いたあとでもしっかり声をはって曲ふりをする河合くんも安心。

 

セクゾンちゃん、「Sexy Zone」。

久しぶりに5人でとか言われると、それだけで切ないものがあるね。5人の方がバランスは良いだろうにと部外者は思うのだけれど。しかし5人でも立ち位置は微妙。

これは個人的な気持ちの持ち方のせいだけど、年下の子は前に出してあげなよと不憫な気持ちになるというか、年長組が前に出すぎて見えるのは、大人げなく感じられてしまって困る。(お姉ちゃんでしょう!と言われて育ってきた人間なので)まあ彼らの意思よりも、色々と大人の事情なのでしょう。

初期の映像と比べると、大人っぽくなったなとしみじみですが、ワイルドポーズはもっとキメキメでやっていただきたいです。恥かしいくらいで丁度良いんじゃないかな。なんなら薔薇もつけよう。

あとこの曲はセクシーローズする5人の周りでいっぱいのジュニアくんたちに踊ったり回ったりして欲しい。あのごちゃごちゃ感が、意味不明な歌詞にマッチして楽しかった記憶が刷り込まれている。でも久しぶりに普通に5人は、良かったねぇ。

次の曲ふりは勝利くん。うーん、ここのグループってMCのスペシャリストはいないのかな?若い子たちの状況って良く分からない。

 

ジャンプくん、「Come On A My House」。可愛いねぇ、キラキラだね。ライティングも明るめなのでしょうか。白地に金の衣装もキラキラ感をアップさせてお似合い。正当派アイドルのアイドルソングです。

人数が多いので映る人とあんまり写らない人の差がありますが、ワンショットでも伊野尾くんは可愛かったよ。岡田くんの伊野尾カワイイ腹が立つ、に同意したいと思います。

 

この括りだと、キスマイさんがいないのは寂しいですね。格好付けオラオラ系が足りない。ドルドルしいのはジャンプくんたちかな。8年目でもまだまだこの路線、いけるのだからある意味すごい。

セクゾンちゃんはまだイメージが固まっていない感じ。成長期が抜けきっていないし、境遇も相まってまだ不安定な感じがする。

エビジくんたちは正統派と異端が同居している感じなのが面白い。これだけ出来上がっていると、これからさらなる手数を増やしていく努力と、地力向上が求められることになるのかな。できる人にはオタはさらに上を求めがちだ。

ウエストくんたちはチームカラーがよく見えてこない。一番新しいデビュー組だからかな。ジュニア時代のユニットがそれぞれのカラーがあったから、混ざった結果の色というのが、ぼんやりみているレベルのオタに浸透するまでは、もう少し時間がかかる気がしました。

ここの括りはまだまだの未知数さがあるのが面白いかな。デビュー8年目のジャンプくん、ここで括るのはいいのかな?と思ったりもするけど、年齢的にはここなのだね、若いわ。

 

嵐くんたち、中継でメドレー。

なにやら地元の方々を巻き込んでの企画モノです。ハッピ衣装も豪華できらびやかなのは嵐さんならではだ。

「ハダシの未来」は完全にお祭り調にアレンジ。これも祭りと思って楽しんだ人の勝ちでしょう。オタとしては普通に歌って踊ってくれた方が嬉しいような気もしますが、嵐担ではないので、これで良いのかどうかは判断いたしかねます。ライブの派手さとスケール感をおすそわけしていただいた気分を楽しみました。

 

ジャニーズメドレー・パート2

仕切りは基本タッキーだけど、村上くんもしっかり入っていく。ここらへんがやっぱり先輩らしい。ニュースくんとカツンくんはここでは後輩色が強いね。

 

KAT-TUNくん「Real Face」で始まり。この曲は4人で歌うのは難しいのかもしれないなぁと思ってしまった。フェイクを別にとってバックコーラスの音源として入れるか、個人のボーカルの力をもう少しすり合わせしていかないと、亀梨くんの声が浮いてしまう感じがする。ライブだとおそらくもう少しマイクで調整ができるのだと思うけれど。

最近の曲をやっても良かったんじゃないかなと思いつつ、ギリギリで~はやっぱりらしい曲だと思うので、もう少しボーカルワークを見直して欲しいとよくがでる。衣装はギラギラが似合うね、バックも炎の映像。グループのカラーがはっきりしてるところが良いですね。定番の舌打ちとウインクをはずさないところ、ありがとう。

 

関ジャニくん、「ズッコケ男道」。客席から花道へ、移動しながら歌うのはけっこう難しいよね。フレーズ毎に音のとりかたが不安定で、ちょっと聞きにくい。空手着衣装は面白衣装の中ではすっきりしていて見やすいのが良いと思います。(嵐くんと比べてはいけない)最後はしっかりネタ要員の役目も果たして、いつも御苦労さまです。

丸山くんの曲ふりも面白く上手く、決まってました。

 

NEWSくん「チャンカパーナ」。楽しく盛り上がれる歌でかつエロカワイイ、ですね。4人になってからの曲なので歌も安定していて気楽に楽しめる。コンサートだとファンも一緒に踊れるんだろうな。しかしピンクのモコモコのジャンパー衣装は丈感がどうなんだ?可愛いんだけれどスタイルの良い人ほど似合わないタイプの衣装な気がするよ、これ。手越くんの思い切り良い歌いあげから、曲ふりも気持ち良く、次へ。

 

タキツバさん「Venus」。2人でもさすがの貫録ですね。この世代のトップはやはりここだ。盛り上がり系の楽しい曲だけれど、バックわらわらがないのが非常に物足りない気持ちになる。

バックを一杯従えて、踊ってほしい振付なのだけどな。誰か出てきて踊ってよ~!なんなら今まで歌っていた人たち戻ってきて出ても良いのよっ!という気持ちが拭えない。番協の方々もこの曲は振りがしっかりしている人が多い。楽しいのに、もったいないよ~

 

ここのグループは、良く住み分けができているなという印象です。

ジュニア黄金期を思い出すこのくくり。不良系のカツンくん、おもしろ担当かつバンドもやるよ、な関ジャニくんたち、キュートで甘いニュースくん。ジャニのキテレツを守りつつも正統派なタキツバさん。競り合いながら得意な分野を住み分けつつ張り合っている雰囲気がある。

初期からみて変わり方が大きいのはニュースくんたちでしょうけれど、今の形が良いんじゃないのと、傍目からはそう思える。初期の白いイメージには戻らないだろうけど、今のも良いよねと見えるのは強みだね。

ここのくくりは好みのグループを選びやすいだろうなと思う。けれどこの先は、それぞれのカラーを持ちながら、違う顔を見せて行く時機になってくるのではないかと思ったりもしました。

 

ジャニーズメドレー・パート3、Jフレ組。

ここは一緒にしておくと、いつまでも昔話に花咲かせそうなおじさんたちが揃っている。曲前のトークが楽しい。太一くんにあんまり好きじゃないと正直に言ってしまう剛くんが可愛かったです。

 

長瀬くんの曲ふりで、キンキちゃんたち「硝子の少年」でのスタート。

今回唯一のバック付きでうれしゅうございました。光一さんは大阪から移動だよね。後ろの人たちもつれてきてくれるのだがらすごい。

だがしかし、何故に振付を変えるんだよー!とがっかりする心は止められません。ダサかろうがなんだろうが元の振りが頭にこびりついているので、変えられるのは物凄く違和感があって楽しくない。でもやっぱりキンキちゃんたちの哀愁の昭和歌謡路線は、大好物。愁いのある歌声にはやはりこの路線がはまると思います。光一さんのふりで次へ。

 

V6さん「WAになっておどろう」。しょっぱなから坂本さんが歌いだしの一音目をおとす。緊張してと謝っていたけどイヤモニも調子が悪そうだ。まあそれでもどうにか持ち直していたので大丈夫かな?ちょっと調子が崩れると、体調を心配してしまうのはオタの性です。ツアーの後半戦に向けて、坂本さんの喉が御無事でありますように。

V6さんたちは、コンサートモードの為か、いつもにましてメンバーの距離感が近い感じ。可愛い振つけの合間に、花道を周っては、さわりあったり集まってひっついている6人さんたち。この曲を歌っている時は癒し系です。衣装はすっきり大人らしいスーツで素敵だけど、ちょっと曲に対しては渋すぎるかな。大人っぽい衣装だけど、パフォーマンスは可愛い系、おっさんでもカワイイ。(オタは盲目)イノッチくんの曲ふりで次。

 

トキオさん、「LOVE YOU ONLY」何時聞いてもうわー可愛い!楽しい!と思ってしまうのがこの曲。やっぱりこういう曲は欲しいよね、アイドルですもの。ジャニですもの。おじさんになっても堂々とドル曲を歌っていらっしゃるトキオさんたちが好きです。

長瀬くんの声は太くなったなあと思うけれど、山口くんも茂くんもなにげにハイトーンを維持しているから、若いころの曲も意外にギャップが少なく聞けるのも良いです。(個人的に、トニさんにカバーして欲しい曲、振付けカワイイやつ作って)

 

Jフレ組は住み分けてるというよりも、3組のカラーはかぶりようがないというレベルで違う。

それだけグループの形が出来上がっているということなのかな。しかし昔からここはほのぼのだ。ライバル感がないのが面白い。

同時代を生きてきて、仲間意識の方が強い人たちなのかな。集まっていると本人さんたちがまず楽しげなので、見ているこっちもほっこりする。ライバル心とかもあんまりなさげな感じの組み合わせで、一緒に居ると楽しいとか気楽とかそういう雰囲気が満載なところが若手とはちょっと違う感じだ。

キンキちゃんたちなんかしゃべらなくていいやという気楽さに見えてくる。V6さんたちも責任もってしゃべらなくても~というゆるさが伝わってくる。トキオさんがいるとラクだというのが良く分かる。パワフルなトキオさんは頼れる兄貴です。

 

そしてスタジオのスマップさん。ヒット曲をメドレーで。白黒ベースのチェックのジャケットに、ブルーのシャツ。適度にアイドルらしいお揃い、いいな。

夜空ノムコウ」は久しぶりに御本家のを聞いた気がする。この曲での木村さんのギターとか、世界に~の振付けとか、きちんと元の形にそって見せてくれるところがありがたいなぁと思う。

おそらくは一般の人から見ても、過去のイメージが崩れないだろうと思える。スタンダードなヒット曲を歌うときはそれが大事だろう。こういうツボを外さないところが、国民的~と言われるグループの強さかな。

 

国民的アイドルと言われる2組は、ジャニくんたちをまとめて見ると、まんなかという感じだ。

スタンダードにポップスで、正しくアイドル。不良系とかキラキラ系とかおもしろ路線とかに偏らない、ジャニだけれど、ジャニのキテレツさは程よく控え目に、歌も踊りも個性的すぎるところがないし、メンバー間の差が小さいのが特徴かな。

このまとまりの良さ、真中を歩いている感じが一般に広く受け入れられやすいのだろうと思う。

 

あとはちょこちょこ入る昔の映像とか、ひな壇の写りこみとか細かい所も楽しいけれど、きりがないのでそこははぶいておこう。