試行錯誤
V6さんのコンサート、福岡マリンメッセに行ってまいりました。
ネタバレになりそうなことはまた改めて、少し頭を片づけてから書きたいと思いますが、とりあえず今の胸の内を。
20周年は、ひたすらV6さんたち(とその支えとなる人たち)が、ファンの為にと考えてできるかぎりをぎゅうぎゅうと詰め込んだコンサートなのだろうと思います。
きっとたくさん考えたのだろう。メンバーの中でも色んな意見があったんじゃないかな。
ファンからのアンケートもあったからそれも汲み取って、懐かしい曲に思い入れている古参のファンにも、新しくファンになった方たちにも、できるだけ応えたいと思い、試行錯誤を重ねてくれたコンサートなのだと思います。
ダンスはもちろん絶対にはずせない、一緒に踊れる曲もなくちゃ駄目、側にきてくれたらやっぱり嬉しい。
そんなファンの欲望を、とにかくできるだけ満たして、楽しんでおくれよという心意気が伝わってくるコンサートでした。
ぎゅうぎゅう詰めはスタイリッシュな形ではない。コンサートの王道パターンとも違うよなと思うけれど、洗練よりも、出来る限りを尽くした。今のV6さんらしいなと思います。
20周年のコンサートを体感してみて思うのは、同じ記念イヤーでも10周年のときのV6さんは、まだまだ若かったというか、青かったのだなということ。
振り返ってみると、10周年の時のコンサートはまた次の扉を開くのだというような、挑戦的な印象が強かったように思えます。オリジナルアルバムを作ってのツアーだったこの年のコンサートには、アイドルでありつつ、大人の格好良さを示したいというかのような印象を持っていました。もちろんその心意気も素敵でした。
20周年はベストアルバムを抱えてのコンサート。皆の思い出をできるだけ汲み取るように、そしてこれからも宜しくと言ってくれているみたいに。
V6さんのコンサートにはその年その年なりの試行錯誤があるように思います。
今年は、アニバーサリー。楽しみましょうと言われているような気持ちになったので、とにかく一緒に楽しんでまいりました。
そして、腰が痛い。
今年は休息時間少なめじゃないかな?
とりあえず痛み止めを飲んで、今夜はおやすみなさい。