ふり返り作業
余所様のブログを周っていると、一年の締めくくりにふさわしいまとめ記事がたくさんあがっていてすごいなあと思う。
たいがいなとりあたまな私には、なかなか向かない作業だ。とりわけ尊敬してしまうのは、年間のジャニーズ支出を算出されてある方々、その現実と向き合う精神力に感心してしまいます。すばらしい担力だと思います。
行った現場の半券はすべて保管しているけれど、それを計算したことはない。買った雑誌のレシートは絶対にすぐに捨てる。注文したDVDの明細なども精算が終わったら即廃棄。絶対に電卓入れたくないと現実から目をそむけ続けて、早十数年。
ふり返ったら怖いことになりそうなので、使ったお金は考えないことにして生きている。
けれど、まあ今年はそれでも総支出は少なかったのではなかろうか。
なにより現場がV6さんだけだったわけだし、元から番協には手を出していない。例年を上回っているのは雑誌関係の支出だと思うけれど、遠征一回で年間雑誌分は賄っておつりがくるだろう。V6さんのアニバーサリーイヤーのわりに節約出来た?一年でした。
めでたいかな? それよりすでに来年の支出の方が怖いことになりそうだ。恐ろしい。先のことは考えないことにしよう。
本年最後になりますので、ひとつ坂本さんの担当として今年一番嬉しかった瞬間の思い出を、書き留めておきたいと思います。
11月1日の代々木にて。
最後のサプライズでファンのメッセージ入りリボンシャワーを浴びる6人さんの姿は、いろいろな雑誌に取り上げられていた。その時の坂本さんのお顔が深く印象に残りました。
坂本さんは最後にメッセージのリボンを胸に抱えて、とても満ち足りた顔で会場を見て、深く頭を下げた。
メンバーからは甲子園の砂を集めて持ち帰る高校球児みたいとからかわれていたけれど、見ているこっちは全く別のものを思い出していた。
ミュージカルの千秋楽、カーテンコールに応えている時の顔に重なった。充足感、満足感、今そこにいる坂本さんはきっと幸福なのだろうなと思えるお顔だった。
正直、コンサートでそんな顔をしている坂本さんを、私が見たのは初めてだった。
ミュージカルのオーラス、それも手ごわい作品をやり遂げた後の坂本さんは、何とも言えないような満ち足りた、幸せそうな顔をしていることが多い。その時のお顔に重なった。
ミュージカルのステージに立つことは坂本さんの幸せなのだろうと、自然にそう思えるような顔。
V6さんとしてのステージでもこんな顔ができるのだな、そう思って見ていた。V6さんは坂本さんにとって、大切な場所だと知っているけれど、このときほどにそれを実感できたことはなかった。
いつもどこかで少し、疑っていた。坂本さんはV6さんでいるよりも、ミュージカルの舞台に立っている時の方が幸せなんじゃないだろうかと。あまりにも幸福そうな、舞台でのカーテンコールのシーンを見ているからさ。
V6さんとしてのステージが、同じくらいの重さと幸福を、坂本さんに与えてくれているのか、信じきれなかった。
11月1日の代々木のオーラスで見れた坂本さんの顔と、舞台のカーテンコールの時の顔がダブって見えたとき、そんな疑いを持つ必要はないんだなと思えました。
きっとどっちも大事な場所だよね。
そんなふうに思えたことが、とても嬉しかった。
V6さんのアニバーサリーイヤーは、良いものでしたね。
しめくくりの紅白からカウコンまで、まだまだ最後、お楽しみが残っております。本当にV6オタとしては、とてもハッピーな一年でございました。
来年は、V6さんのオタとしても、坂本さんの担当としても、幸せな一年になりますように、グループと個人のお仕事の両立が成り立ちますことをお祈りして、締めくくりとさせていただきます。
来年も楽しいことが、いっぱいありますように。