のったりのたりと

V6の坂本さんを中心に、アイドルさんたちを

夏の疲れを引きずりつつ

雑談ですが、一ジャニオタの心の鬱々をとりとめなく書きちらかしますので、心の平穏という観点から、危険だなと思う方は以下はさけて下さいね。
 
7月の大型歌番組のラッシュが終わり、自担の誕生日が過ぎたあたりで、V6オタとしては夏が終わったなあと思いながら(剛くんの舞台はあったんだけど)、のんびり8月をすごせるなあと思っていたのです。
なんせ坂本さんご自身が、舞台を終えてすっかりご休息モードなご様子がぽちぽち伝わってきていたので、オタも一休みだなあとのんびりな8月と思っていたのです。
 
テレビでスポーツを見るのも好きなので、オリンピック、特に採点競技は見逃せない!と気合を入れてテレビ漬けの日々でございました。
特に体操男子団体は、メンバー選考会から寿命が縮みそうな展開が続いておりましたので、まあとにかく悲願の団体金メダルにはもう嬉しさよりも安堵の気持ちで、終わった後には見ているだけなのに朝から激しく脱力しておりました。
まだオリンピックは前半戦だったというのにね。冷静になると取れそうなメダルを2つほど落としたような気がしないでもないですが、まあ良かったですよね。団体金は宿願というかロンドンからの4年、呪いのようにずっと体操代表の選手たちに圧し掛かっていたような気がいたします。個人的には加藤選手、拝みたくなるくらい有り難く拝見させていただきました。いえ皆さん凄いのですけど、まあ本当によくぞ代表入りを決めて下さったと改めて噛みしめた次第でありました。
 
そんな感じで、オリンピック前半戦の個人的山場を通り越したなあと気持ちが緩んでいた時に、深夜のニュース速報が入ったわけです。錦織選手が気になってだらだら起きていた自分を呪ったね。 
 
例の「解散」のお知らせです。
正直、驚きはあまりなかったです。なんだかずっと真偽の解らない不穏な報道が続いていたからでしょうね。嗚呼そうかぁ、寂しくなるなあ。年内いっぱいって短いとぼんやり思いました。

そして今もって、SMAPさんのいない世界は、きっと寂しいよなあというような乏しい感想しか出てきていません。

 

グループって終わっちゃうものなんですよね。

自分がいい年なので、子供のころは特にアイドルさんたちの解散引退っていっぱい見てきているのです。そのたびになんでだよーという気持ちはあったわけですが、オタではなかったから、終わっちゃうんだ、残念って、それくらいしか引きずらなかったんですよ。

昔は終わるのが普通だったからです。

しかしジャニーズさんたちの事務所では約二十年ぶりの出来事であります。今ではすっかりジャニオタという自覚があるので、動揺もするよね。もし自担だったらと考えずにはいられないからよけいにです。

 

もしも自分が応援しているグループだったら、そりゃ辛い。想像もしたくない。

今が全て。

生身を追うというのはそういうものです。オタを自認したときから、これを一つの戒めとして心の中に持つように努めてきました。(いや2次オタだって今が全てのところはあるんだけどね。自分の望むように公式が展開していくとは限らないので)

今日と変わり映えのない明日がくると思ってはいけない。実際、近年のデビュー組に解散がなかったというだけで、なんだかやたらと人数が減ってしまうというグループもいくつかあり、それは人によっては解散と匹敵するものです。

さらにジャニーズにはジュニア制度というのがありますから、このあたりを見ているときには本当に、今が全て。今月テレビで見てたとしても、来月いないなんてことがざらにある。未来ある若者には、将来の身の振り方を真剣に考えていただきたいという余計な親心みたいなものもあるので、そこはオタとしても受け入れていかないとと思ってはいますが、ダメージゼロにはできません。

自担は坂本さんだけというわが身でも、多かれ少なかれ心は乱れます。

それくらい生身の人たちに、未来の約束はないのが現実です。契約更新はデビュー組でも一年ごとだしね。

 

それでもコンサートの最後にはメンバーが「バイバイ、またねー」と笑顔で手を振ってくれるから、それを心の支えにして、またコンサートで会えるよねと信じて待っている。

それがまたここでコンサートをやりますよというお約束ではないことは重々承知でありますが、それを希望を持って信じて、待ち長いと思っていても、オタはただただ待っている生き物なのです。

だから今回の一連の報道のなにが寂しいって、メンバーさんがファンに会いたがっていないように見えてしまうことが寂しいんだな。ごめんと謝られても、それだけじゃとても寂しい。彼らはもう自分たちのファンに会いたいとは思ってはくれないのかなと、悲観的に考えてしまうからよけいに寂しい。

SMAPオタの方には本当はそんなことはないんだよと感じ取れている方もいらっしゃるかもしれませんが、一挙一動即を見つめ続けてきたわけでもない他グループのオタからは、ごめんの先が見えてこない。それがなんとも寂しく感じられてしまっています。

 

いろんな報道が出て、逐一追うのも違うかなと感じているので、ワイドショーも週刊誌も熟読してはいないのですが、いちおうジャニオタをカムアウトしているため、なんだか色々と人様から尋ねられたりもする。答えないで変な報道を鵜呑みにされたくもないので、公に事実として解っていることだけは把握するようにつとめています。

他担のジャニオタには解らないことだらけなので聞いてくれるなというのが本音ですが、完全に一般の人に、そこを区別してくれというのは困難ですしね。

公にされているコメントを伝えること、報道に尾びれ背びれはつけないことを気を付けております。SMAPさんへも事務所へも、ネガティブキャンペーンになるような話し方はしたくないのですが、公表されている事実は少ないですし、オタとして思う所をしまいこんでお話することは、なかなかにしんどいところです。スマオタさんだったとしたら、さらに精神的に厳しいだろうなあと思ったり、さすがにスマオタさんにはそんなこと聞けないかなと思ったり。

自分はV6オタの坂本担なわけで、こう悶々と過ごす筋合いではないはずなのですが、実際のSMAPさんの解散発表に対して感じる寂しさとは別のところで、じわじわとダメージを蓄積している気がしてならない今日この頃。

 

しかし改めて考えてみると、解散ってオタにとっては辛いものではあるけれど、じゃあ絶対にしてくれるなと思えるかと言えば、そういうものではない。

V6さんたちで置き換えて考えてみても、そりゃ凄いダメージ受けそうな気はするけれど、何年も立ち直れないような気もするけど、それでも、絶対しないで!と、盲目的に願うには、私は年を取り過ぎてしまっています。

解散は嫌ですけど、グループの中の機微というものは、最終的にはその中の人たちにしかわからないものだろうと思ってしまいます。

だから彼らが互いを見つめ合ったうえで、それを選ぶのが良い、もしくはそうぜざるをえない、という結論に到達したのならば、きっついなあと思いながら受け入れるのだろうと思うわけです。

ファンの人たちは一生懸命解ろうとしてくれるけど、この6人にしか解らないことがあると、語ってくれたのはV6さんのメンバーです。

 

SMAPさんが解散という選択を発表されたことは、今はそうするしかないという結論に、5人で到達したということなのでしょう、おそらくは。

全員が同じ気持ちでそういう結論に至ったとは思いません。ですが最終的には、そこで5人の合意がなされたということなのだろうと考えています。アラフォーの良い大人が、仕事をしていくうえで下した決断なのだから、一口に誰かのせいでって言えるものじゃない気がするのですよね。

国営放送でニュースになり、莫大な経済損失をささやかれるようなグループの解散なんて、逆に当事者でなければ断行できないことじゃないでしょうか。

 

事務所がグループをつぶしたがっているという陰謀論も、社会人としては感覚的に理解しがたいお話です。

会社は基本的に利益を追求する組織ですから、なにが良いかと言えばSMAPさんたちが今までどおりに稼いでくれるのが一番良いことだと思われます。解散が避けられないのならばせめてさよならコンサートをやって稼げるだけ荒稼ぎしたいというのが普通でしょう。

マネージメント契約をとりあえずは更新したわけですから、本人たちがやりたくなかろうがなんだろうが、契約を盾に無理にでも期限切れまでは働かせるのが一般的な企業だろうと思います。

普通の会社員ならそんなもんです。社員はしょせん会社の歯車の一つ、かけがえのないとうわべでは言うけれど、本根は替えががきくもの。これ、ブラックですかね?でも退職届が受理されるまでは、病気になって医師の診断書を貰うくらいしなければ、仕事は放棄できません。会社の利潤の追求のために働かされるのが一般人です。

そこを譲って解散特需が見込める活動を一切発表しないのは、まあタレントはただの社員ではなく感情を持つ商品であるので、それを飲まざるをえない状況がそこにあるのでしょうと、推察するくらいですね。損失補填、たいへんだろうなあ。

 

だた解散という発表がなされてしまったことで、逆説的に事務所がかのマネージャーさんを切りたがったという面は否定できないかなと思いました。

いくらかけがえなく有能な人材でも本当の意味で取り換えの利かない社員は置きたくない。大事な稼ぎ頭となっている商品を任せられる人材に取り換えがきかないなとどいう状況は、どう考えても企業側には放置できません。危機管理の概念がマニュアル化されている大企業ならばそういう芽はもっと早くに摘んでいたでしょう。

だいたいあの事務所、他のグループはマネージャーを固定してない。

そのせいでかグループのトータルマネージメント力が弱いと感じる場面は多々あるのですが、そういうマイナス面があっても、人事異動は行われているように見えます。それだけ必要性を大きく感じているわけでしょう。

一般企業でも人事異動のストレスや負担はよく問題になりますが、それでも癒着や不正を防ぐという観点から、多少利潤追求の力が落ちるとしても、取り返しのつかない事態をできるだけ回避するために、大抵の企業はそれを行います。

そういう観点から考えると、ジャニーズ事務所、意外に企業感覚あったんだねと思いました。もっと家内制手工業的なところだと思っていた。

 

これからどうなるにしても、少なくとも年末まではこの何処に根拠があるのかよくわからない週刊誌の報道が続いて、その見出ししか見ない一般の方々にあれこれ聞かれる状況は変わらないのかと思うと、「国民的」という冠って本当にやっかいだと思ってしまいます。この冠がなければもう少しはメンバーの声も聞けるんではないかなと思ったり思わなかったり。

少なくとも世間様への告知よりも、ファンへのお知らせを先に出すくらいのことはできたのではないかな。

真相を知りたいとかは考えないのですが、ファンにもう少しだけ、先を見ようと思える言葉なり態度なりを見せてくれることはできないのかとか。

そんなに彼らはがんじがらめなのかとか、まあ色々。

 

悶々としてしまうことが多い夏だったのですが、まあ今しばらくは、この気持ちの疲れとお付き合いすることになりそうです。

 

ジャニオタもしんどいよという愚痴でした。楽しむためにオタしてるのにね。