結婚は慶事であるか
なんだかタイトルからして喧嘩を売りそうなものになっていますが、基本的に結婚は慶事だと考えております。
死が二人を分かつ時まで、変わらぬ愛を約束しますなどと言えるお相手に出会える人生は、それだけで豊かなものだと言えるでしょう。
たとえその結末がどのようなものになるにせよ(不吉なことを言うなよ)、その決断ができる、そのことが素晴らしい。
というわけで、国分太一様、ご結婚おめでとうございます。
坂本さんにとっては人生の恩人のお一人で、事務所の同期生。そんな太一くんの慶事です。付き合っている人がいるという噂は前から流れていましたし、結婚するんじゃないという報道も何度か出ていましたから、ついに来たか、良かったねーと言うのが、しょせん他担の正直な感想でした。
しかし、ドルオタにはリア恋というタイプの方々がいらっしゃるのは当然なわけで、そういう太一くんのオタさんたちにとっては、失恋状態なのですよね。
思い切り悲しみに暮れてください、心が癒えるまで泣いて下さいとしか言いようがございません。泣くだけ泣いて、オタを続けるか、他に新しい恋を見つけるのかは、それから決めても遅くはないですよね。無理して祝う必要はないさと思う次第であります。
というわけで、いい機会なので、自担の結婚ってどうよ?という、ドルオタならば頭のどこかで考えていることを、ここで書いておこうかと思います。
まず前提として、どうでもいい個人情報、私は自担と同年代ですが、精神と肉体の両面にいささか問題があるタイプなので、自分の人生設計に結婚というものを組み込んで考えたことがございません。よほどの天変地異がおこらない限り、この先も一人身で生きていくことと思います。そういう人間なのでリア恋タイプのオタにもなりようがありません。例え自担であっても、結婚はいやだと考えるたちの人間だからです。
アイドルはステージの上で輝き、成長する者であってくれというのが、オタとしての最大の願いであります。
言い換えれば、それが侵されないかぎり、結婚は好きにしてくれれば、というスタンスです。
しかし、アイドルというお仕事には、結婚がリスクであるという一面はどうしてもつきまといますよね。
少なくとも、リア恋タイプのオタさんの中には、ファンを続けていけないという方々が一定数はいらっしゃるでしょう。結果、CDの売り上げが落ちるとか、コンサートや舞台の動員数が減るとかになっていくと、お仕事そのものが減ってしまうというリスクがあります。
それにV6さんが今やっているような、ラブセン~秘密の恋~みたいな、妄想を売りにするお仕事のプランも作りにくくなるのではないでしょうか。
あとは相手によっては、好感度が下がってしまうこともあるわけで、CMなどのイメージが重要な仕事を失う可能性もないわけではありません。
現在、V6さん内でも、数人がお付き合いの噂をされていますが、素直に歓迎ムードになれないのは、これらのリスクを考えてしまうお相手だからというのが、一番の問題かと思います。
反対に、結婚がメリットになることもありますよね。オタではない世間的な目線で見れば、いい年をした男たちなわけですから、結婚して家庭の責任を負うことで、一人前に見てもらえるとか、男らしいと思ってもらえるとか。
しっかりしたと見てもらえると、役者としての幅も広がるし、良いパパイメージが付けば、それはそれで好感度も上がるでしょう。イノッチくんみたいに朝の顔とかをやる分には、プラスの面が働くと思います。
オタ的メリットとしては、ジャニーさんじゃないですが、自担の遺伝子を色濃く残した息子ができたあかつきには、事務所に入れてくれたら親子2世代を応援できるかもという楽しい妄想ができますよね。
個人的には坂本さんの声とスタイルと身体能力を受け継ぐような子供がいたら、応援するの楽しいだろうなぁと妄想するわけで、老後の楽しみの為に坂本さんには、さっさと結婚して3人くらい息子をつくってくれればいいのにと思ったりもしています。(それくらい居たら一人くらい似た子がいそうだからね)
そこで今回の太一くんの結婚を考えると、オタ目線で見ると、かなり良いタイミングとお相手だなと思ってしまいました。
まず、オタにとって大切な記念イヤーを避け、コンサートや舞台という直接ファンと触れ合うお仕事のない時機を選んだこと。これは、良い配慮だったなと思います。
あとお相手が、テレビ局勤めとは言え一般の方だというのも、オタにとってはありがたいことではないでしょうか。
嫌なのは結婚ではなくて、結婚生活を相手の女性に売り物にされることという面があるので、マスコミに発信することのない一般の方がお相手であると、オタの精神的な痛手が最小限に抑えられるというメリットがあると思います。
現役アイドルの結婚には、例えおじさんだって、どうしたって賛否あるでしょう。
でも結局は自担の幸せを願ってくれるオタが多いと思いますから、良いお相手を見つけて、タイミングとお知らせ方法をしっかり選んでいただければ、結婚は乗り越えられないことではないと思うわけであります。
というわけで、坂本さんにもそろそろ新しい恋の噂があって欲しい。どうせならモテる男のファンでありたい。
しかし、年々料理の腕を上げ、こだわりの趣味を持ち、ぜったいに仕事を家に持ち込むタイプだと思われる坂本さん。可愛いわんことの生活に満足してしまっていそうな気もするので、このまま女っけがなかったらどうしようと、いらぬ心配などをしてしまうこの頃でありました。
しかし、シンメについて書いたときほど気持ちが盛り上がらないので、オタにとっては結婚よりも、メンバーが減らないことの方が遥かに重要だと思います。
まかり間違っても、脱退に繋がるような結婚でなければ許容範囲内かな。