のったりのたりと

V6の坂本さんを中心に、アイドルさんたちを

お誕生日おめでとうございます

坂本昌行さん、44歳の一年間は如何なものだったのでしょうか。

 

オタとして振り返っていくと、とても濃密に楽しませていただいた一年だったなと思っております。

前半は20周年イヤーのあれこれでV6の坂本さんとして、年をまたいでからはミュージカルアクターの坂本さんとして、そしてまたV6の坂本さんとして歌番組でお姿を拝見させていただきました。

幸せだったな。振り返ってみると素直にそう思えます。一年前は舞台の予定がなくってじりじりしていたんだけどね。次の予定がまだ来ないのも密かにじりじりしているんですけどね。(貪欲でゴメンよ)

今日はチョコレートケーキを買ってきて、DVDを見ながら、お家でひっそりとお祝いさせていただきました。

 

ご本人さんはどうなのかな。

感動の20周年を越えて、ソロコンとミュージカル。いつのまにやらピアノの弾ける人になり、性別も年齢も飛び越えて多様な役を演じる人になり。充実した年であったことは確かだろうと思いますが、楽しかったかな? しんどかったかな? とにかく終わったら無になりたいと言うくらいだから、大変だったんだろうけれど。でも困難に挑む時の方が、坂本さんは良いお顔をしているような気もいたします。

 

オタとしては幸せをたくさんもらえたので、そのぶんご本人様も幸せであってくれたらいいなあと思うわけでして、生まれてきてくれた今日という日、坂本さんがたくさんの「おめでとう」を感じてくれているといいなあと考えたりしています。

 

坂本昌行様。

45歳おめでとうございます。

生まれてきてくれて有難う。くれぐれもお身体を大切に。飲みすぎには気をつけて。

そして、これからの一年も、たくさんの幸福があなたに訪れますように。心よりお祈り申し上げます。

 

 

行きつく先

夏の音楽特番前半は、今年もジャニオタにとってプチ・カウコン状態。茶の間で楽しませていただきました。今もって絶賛リピート中!

そしてようやく編集が終了いたしました!次の番組がせまっているのでこれ以上先延ばしはできませーん!

ありがとう!太一くん。ありがとう!櫻井くん。

 

しかし毎度のことながら、キラキラすぎる衣装に身を包んだジャニタレがわんさかしている中だというのに、遠くのカメラでもナチュラルピンポイントで自担の姿を画面の中から拾い出す自分の目というのは、いったいどうなっているんだろうと思わなくもない。

まあオタというのはそういう生き物ですね。カウコンの東京ドームの天井席でも、自担は見失わないもんだしね。

坂本さんがいる画面で他の人を見るためには、かなりの努力が必要です。もちろん映像は映るところと映らないところがあるわけだから、坂本さんがいない画面だとしっかり他の子を見ることはできるわけですがね。

 

いや坂本さんはお素敵でしたよ。やや身体が薄いままなのは気にかかりますが、べつだんムキムキが好きというわけではないので、今ぐらいでも個人的には全然大丈夫。良い感じに力の抜けた素敵なおじさんアイドルです。スーツ着せておけば間違いないな。

 

でもね、周りには坂本さんより干支一回り以上下なお若いアイドルさんたちがたくさんいるわけです。若さのきらめきはそりゃまぶしいわけで。もう少し目移りしても良いんでない?と自分に問いかけたくなったりするのです。

やっぱりこういう機会にこそ新しいご贔屓を作る良いチャンス。もう少し真剣に他のグループの子たちにも目を向けるべきだろうと思いながら、シャッフルメドレーを繰り返して見たりしているのですが、何度見てもやっぱり坂本さんが‥‥‥ってなる。自担だからねえ‥‥‥

 

坂本さんが何してるって、普通に歌って踊ってるんですよ。他に何かっていうほど特別なことはしてない。

しかし繰り返して見るほどに、自分の視点が偏っていることに気がつくわけです。

 

というわけでとある坂本担の偏りまくった視点による、ジャニーズシャッフルメドレーの感想を雑にまとめてみたいと思います。

 

ジェットコースター・ロマンス

夏のジャニーズソングのオープニングにふさわしい一曲目。ナイス選曲ですね。

どーんとマツジュンくんのアップでスタート!アイドルだわあとテンションがあがるが、すぐに両サイドの小山くんとイノッチくんに視線を奪われてしまう。二人のスタイルの良さと踊るときのスタンスが大きくて好き。

それにしても笑顔いっぱいで踊るこの曲はキンキちゃんよりもジュニアを思い出してしまう。それってどうなんだ?

「夏のかけら」

センターは山口くんと櫻井くん、いっしょうけんめい踊ってくれている感じだけれど、サイドのマリウスくんと中島くんのダンスに目が行く。すっきり長身の若い子が踊るのはなんか新鮮だけどこれはこれで似合う気がします。逆サイドのお二人はかなりタイミングがばらけていたけど。サビの細かなステップも可愛い楽曲なのでもう少し足元が見たい気もしました。

「ハダシの未来」

センターに坂本さんと手越さん。手越さんがバリバリにアイドル風の動きで声も大きいので、無駄を省いてユニゾンに徹している坂本さんとの対比が面白い。手越さんのお歌はバンドボーカル風なんだな。振付はもう少しちゃんとしていただきたい、手越さんと横山さん。

総じてこのくくりで好みのタイプは、坂本さんをのぞくと藪くんになるんだなと思う。スタイルの良さと動きに迷いがない感じが好き。

「渚のお姉サマー」

藤井くん山田くん、しっかりアイドルですね。岡田くんもまあアイドル。太一さんと村上くんはうーん。面白要員に徹したいのかな。せっかくなのだから振付がある個所はまじめに踊っていただきたい。おふざけが可愛く見えるのは、踊るところをちゃんと踊っているからだよ。(個人的見解です)

「明日へのYELL」

このへんからダンスのない楽曲が続くので、テンションが続かない。

「LOVE YOU ONLY」

すばるくんの声が目立つけれど、意外に中間くん光一くん健くんと、声色に特色にある人が続くので、そんなに悪目立ちはしていない。バランスとしてはなかなか良い感じ。

健くんの手に描かれたイノッチくんのらくがきにほっこりする。

「オモイダマ」

おお、ダブル剛くん。二人してテンションが低い気がしますが。ツヨシくんの声が前に出てこないことに驚いてしまうけど、八乙女くん加藤くんの声が印象に残る。

太陽がいっぱい

きらきらとファンタジックなアイドルソング。茂くんの笑顔がまぶしいです。勝利くんは普通にこの曲の世界に適応しているなあ。

「ギンギラギンにさりげなく」

肩をくんで笑顔で歌うのが正しいのかどうかは疑問が残るのだけれど、少しだけステップ踏んでましたね。きっちりこなしている長野さんはさすがです。相葉ちゃんも良かったので、隣の大倉さんが残念に見えてしまいました。

最後は全員集まって。あっちこっちで色々なおふざけが見られるのは楽しいのですが、おっさんたちの宴会芸さながらの掛け声は控えていただきたかったな。身内のみが楽しんでいる雰囲気は、本当のカウコン以外の場所ではちょっといただけない。ファンでない人も見ている番組だろうからね。

 

アイドルさんに求めたくなるものって人それぞれですよね。

こうやってざっと振り返っていると、自分がいかに踊らないジャニさんに魅力を感じないのかが良く解ります。自担のソロなら歌だけでもそれなりに楽しめるけど、そうでなければまず踊っていただかないことには、という感覚なのですね。かといって装飾が多い踊りはあまり好みではないようです。

今回のシャッフルはV6さんたちの中ではダンス好きな剛健ちゃんに振付がなかったのが残念でした。

見た目は完全にスタイル重視派ですね。顔面偏差値が高くてもときめきが長続きしないんだなあ。アイドルオタとしてはけっこう偏った趣味なのかもしれません。

 

あと言ってはせんのないことですが、KAT-TUNくんたちがいないのがなかなか辛いですね。タキツバさんたちもですが、この2組がかけることで、楽曲の幅が狭まると感じる節も。メドレーを組んだときに今回はメリハリが今一つと思ってしまった理由はそのへんもあるかなと思ってしまいました。

次はキスマイくんたちにジュニア時代のようにハード系の曲をリリースしていただいて、そのへんの隙間を埋めていただければいいなあと思ってみたりなジャニーズメドレーでございました。

 

ナンダカンダ言っちゃって、不満一杯っぽくなってますが、基本楽しんでおります。リピート何回目か解らないくらい見てます。一日一度はメドレーをリピート。V6さんが出ているシーンもリピート。

そして何度見ても行きつく先は、坂本さん素敵、なのでございました。(笑)

オチなし。

 

 

可愛いって、今まで何度思ったんだろうか

可愛い健ちゃん。健ちゃんは可愛い。

V6さんのメンバーの間でも、V6さんのオタの間でも、「健ちゃん可愛い」は常識である。もちろん私も当然のようにそう思っていて、異論を唱えたくなったことって一度もないんじゃなかろうか。デビューから21年目に突入して、世間的には立派なおじさん年齢の彼に、これって本当にすごいことだ。

健ちゃんの魅力はもちろん可愛いだけじゃないんだけどさ。でも健ちゃんを語ろうと思ったら、まずは可愛いと言わなくてはいけない気持ちになるのです。本当にそれが変わることなく続いているのだ。なんて素敵なパラダ~イス‥‥‥

この世界は平和ですね。

 

しかし三宅健さんはもちろん可愛いだけの方ではない。メンバーの中で誰よりもファンに寄り添おうとしてくれる人。誰よりファンの思考を読み、応えようとしてくれて、時に肩透かしを喰わせたり、こちらの望みの上を行くようなハッピーサプライズをくれたりする。

真摯にアイドルでいてくれる人。V6さんにそういうメンバーがいてくれること、オタにとってはとてもありがたいことでございます。

そして時々、いくつになっても女を捨てるなよと釘を刺されているような気持にもさせてくれる。それもまた、ありがたい。そんなこんなで今日は朝からケーキなどを焼いてみたりしたのでした。たまにはね、自分の女子力も確認しなくてはと戒めに、半年ぶりくらいにケーキを作りました!簡単シフォンケーキだけどね。

自担の誕生日はお店のケーキで済ますのだけど(苦笑)

 

三宅健くん、お誕生日おめでとう。

37歳の一年も、彼にたくさんの幸福がありますように。

 

 

 

2月が終わってしまった

私は悲しい。

2016年の2月は、坂本昌行さんのソロ・ミュージカルコンサートがあった特別な月です。(オタにとっては)その象徴でもある公式のホームページとお別れしなくてはならない、それが悲しい。(いやまだあるけど、延長報告してくれていいんだけど)

 

情報がたくさんあるわけじゃないけどさ、フライヤーに使われている素敵なお写真が、あのページではタダで見れたのに、なんでなくなっちゃうんだろうと思うと、とても悲しい。

フライヤーはもらったけど、だけど入手できなかった人もいるだろう。某所で無駄に値上がりしているフライヤーのことを思うと、ちょっと長めに公式置いておいたほうがいいんではないか、色んな意味でと思っている。

写真一枚で商売になるのがジャニタレだと、事務所は良くわきまえているはずなんだしさ。

坂本さんは静止画よりも断然動画の人だと思うけれど、(そして映像よりも断然ナマの人、なんて金のかかる‥‥‥)でもあのくらいの出来のお写真ならば、パンフレットも作って、オフショット写真とステージ写真も公式販売すれば、ファーストコンサートのご祝儀買いでいつもよりも多めに売れたと思うのにな。

 

今さらだけど、物販もパンフレットもなしで、20人のオケと10人のアンサンブルを拘束して、たった4公演。衣装もけっこうお金かかってるように見えた。一万円以下であのコンサート、ペイできたのだろうかと心配になっている。 

というか、あのコンサートってどういう意図で開催されたのだろう、事務所的に。自分のやりたいお仕事は封印して、20周年がんばったV6のリーダーさんへのご褒美?坂本さんはご褒美って言ってたけど、あるわけないわな、んなもの。

そんなにぬるい事務所ではないだろうし、そもそもV6さんって総じてそこまで事務所のお大事な人材というイメージではない。

 

坂本さんを担当としている身としては、ソロコン、ミュージカルの曲を歌うためのコンサートというのは本当に夢だった。

もちろん心底願ってもいたし、開催されれば、たとえ倍のお値段をふっかけられても(なんならディナーショウと称して4倍のお値段であったとしても)私は振り込んだと思う。それをあのクオリティーで一万以下、とってもリーズナブルだ。

ありがたいことだし、大満足だし、セカンドも大いに期待してしまっている。なんなら、そのまま再演で地方を回ってくれても大歓迎。曲目変えなくてもほいほい見に行く自分が予想できるな。地元に来てくれるんなら、普通に舞台好きの知り合いも誘えるというものだ。快適な会場を選んでくれればさらに良し。有名曲が多いし、座って見れるし。ぜひとも実現していただきたい。

 

しかし幸せな時間だった~っと思い出を噛みしめながらも、ペイできたのかどうか、疑問になるこのコンサートって、どういう位置づけで考えるべきなんだろうかというのが、頭のどこかで引っかかっている。

これは、私がジャニオタであるからなんだろうな、事務所担っていうほどアンテナは張ってないけど。

 

今回のコンサート、ソロコンのモデルとして、たとえばV6内で参考にできるものかと考えると、難しかろうなと思う。

坂本さん以外のメンバーでもソロコンは成立するだろう。けれど、ビッグバンドとアンサンブルを従えて、V6の曲は使わずにという形はあんまり考えられない。メンバーは5人とも今回のコンサートを見たということだけれど、自分もこれやってみたい!となるような人はいないだろう、たぶん。

それでは他のグループの人だったらとも考えてみたけれど、こういう形式での見せ方にはまる人って、色々考えても今のところでは少年隊さんくらいになってしまう。それではモデルケースにはならない。(かの方々は先輩だし、やる気があればとっくにやってる気がするので)

 

坂本さんは記者会見の場で、よくアイドル事務所がこんなコンサートを開くのを許してくれたというような発言をされていた。そうだねぇと思う半面、いやそもそもジャニーズ事務所の立ち上げ時の野望って、こっちの方面に向かっていたものだったんじゃね、という思いも脳裏をかすめた。

 

幼少時代の記憶では、川崎麻世さんが、ミュージカルの舞台にいどむ本格派アイドル的な売りだったし(早々に移籍されたけど)、少年隊さんも歌も踊りも本格派が売りだった。アメリカにレッスンに行ったり、デビュー当初からオリジナルのミュージカルを長きにわたって続けてこられ、ブロードウェイの振付師を呼んだりもしていたのだが、こちらも実質的にはグループ活動を休止されてしまっている。

 

代わりにこの十数年で定着したのが、いわゆる見る人が驚くようなショウ+劇のジャニーズ舞台。しかし元々の事務所の舞台指向ってそれだけがメインというものではなかったのだ、元々は。ウエスト・サイド物語みたいなのを自分たちもやりたいというのが事務所の発端だったわけだし。

 

あんまり裏方のお話が出る事務所ではないけれど、タレントさん達の雑誌インタビューなんかをさらーっと目を通していると、意外とあの事務所がいまでもブロードウェイやラスベガスの動向をチェックしていることも解る。

だから事務所が自分たちのオリジナルスタイルの確立を一番に考えているのだとしても、いわゆる本格派と呼ばれる存在を生むことや、ブロードウェイへの憧れみたいなものが全くなくなったわけではない、んではないかな?

 

ただ、外から出演依頼をいただいても、だいたい一年後くらいまでの予定でしかお話が出来ない、だから舞台のお仕事は依頼が来ても受けられないものが多いというインタビューもかつて読んだ。(グローブ座、買収時)

現在の日本のミュージカル界の主流にのっとった、3年後のスケジュールのお話なんてそもそもからして無理なので、ジャニーズ事務所のアイドルさんである人が、呼ばれる形でそのまま外部の大作ミュージカルにメインで出るのはどう考えても困難だ。

 

少年隊さんはグループ活動があった時機に、外の舞台の地方公演なんかも出てらしたけれど、これは彼らの活動の中心が夏のプレゾンに置かれていたからというのが大きかったのかなと思う。その時機を避ければ良いという考え方ならば、まだスケジュールを調整しやすいだろうし、グループの人数も3人であるから、最近の人数が多いグループよりはスケジュールの調整はやりやすかったのではないだろうか。

 

しかし縛りがゆるいであろう解散後に役者活動を続けている先輩や、CDデビューしていない後輩の舞台活動は、ジャニーズの活動としてはどうしても注目度が低くなりがちで、ジャニーズ事務所は普通のミュージカルもやっていますという宣伝にはなりにくい。

事務所内を見渡してみれば、デビューしている現役のアイドルさんもけっこうミュージカルをやっていて、SMAPさんなら稲垣くんや香取くん、嵐くんたちもこんなに国民的になる前は、ウエスト・サイド物語をやらせてもらったりしていたし、NEWSでは小山くん、無所属では生田くん、屋良くん、最近はウエストの桐山くんと神山くんが経験している。

音楽劇やオリジナルミュージカル、さらに下の年代のジュニアくんたちに目を向けて行くと、主役ではないところで抜擢されて頑張っている子たちもいる。

それでも本格ミュージカルに通用する人材を輩出しているイメージが定着しているかと言えば、うーんとなってしまう。

 

今のところ、かろうじて坂本さん、最近は離れがちだけれどやはり少年隊さんが、ジャニーズでミュージカルをやる人と認識されているくらいではないだろうか。

逆にミュージカルをまったく知らない層なら、ジャニーズでミュージカルをやる人に光一さんや滝沢くんを上げる気がする。そしておそらくはミュージカルを好きな層はここらへんの人たちがやる作品を、一つの舞台作品とは捉えても、ミュージカルと呼ばないだろう。

 

そこで今回のように、舞台よりはスケジュール問題が少ないであろうコンサートを、ミュージカルの冠を付けて行うことができれば、ジャニーズ事務所としては新たなコンテンツを得て、選択肢を広げられるという気はする。

 

想像してみると、24歳デビュー前の坂本さんなら、今回のコンサート、アンサンブルのオーディションくらいは受けられたんじゃないだろうか。受かるかどうかは別の話だけれど。

そういう視点から考えると、ミュージカルコンサートというフォーマットを坂本さんが定着させることができ、そこに一人か二人でも将来を見込める若い人材を送り込めれば、ジャニーズ事務所から次世代のミュージカルスターを生む可能性も少しは上がるだろう、たぶん。

今時の子ならミュージカルスターを目指すなら入る事務所が違うと思うんだけど、私の個人的な趣味嗜好として、できればジャニーズ事務所から次なるミュージカルスターも生まれて欲しい。坂本さんのこれからの活躍はもちろん信じているし期待もするけれど、坂本さんだけが「だた一人の男」というポジションに居続けるというのは、どうも収まりが悪い気がしている。

自分が年を重ねたせいなのか、劇団でしっかり形作られた演技やせりふ回し、似たような歌唱方ばかりを聞いていると飽きてしまって興味が長続きしない。どうしても変化を求めてしまう。

これっておそらくアーティストではなくアイドルに魅かれる理由とも重なっているな。アイドルとして多様な楽曲を歌いこなす人にこそ、ミュージカルを目指して欲しいと思ってしまうのだ。

 

しかし今のジュニアくんたちには、お手本にする国民的アイドルやキャスターはいても、お手本にするミュージカルアクターは身近にいないというのが現状だ。その場所ではどんなふうなダンスや歌が求められ、そのためにどんな準備(レッスン)を積めばいいのか、目指すべき背中が今の彼らのそばにはない。

基本的にスキルは現場で自分で学びとれというのがジャニーズ事務所の姿勢であるからには、若手はとにかく現場を経験するチャンスを掴み、それなりに結果を残し、そこで自分を育てて行かなくてはならない。

 

事務所的に坂本さんの存在に求めるものがあるとすれば、そういう現場を作り、後に続く人たちの背中になることなのではないかな。今回のコンサート、そういうお試しを含めて構想されたものかもなとふと思ったりもする。

単純に正統派のミュージカルアクターがウチにもいるのよとアピールするためとも考えられるけど。

今回のコンサート、規模の小ささの割に、マスメディアへのアピールが大きかった気がしている。ふだんの舞台の時よりも、雑誌での取り上げられ方もおおきい。ここらへんも不可解だ。

 

坂本さんの性格上、制作側に回って後輩を直接指導するというのは考えにくい。後は坂本さんの舞台に共演者として若手を放りこむ方法があるけど、毎回適切な役と似合う人材が確保できるかと言うとこれもまた難しい。だいだい劇評で頑張っていたとか書かれると、読むほうは褒めるところなかったんだなと読み替えるので、それなりの結果を残せそうな人しか起用したくないだろう。

 

ジャニーズ事務所が今でも正統派とか言われる存在を、本当に諦めてないのかは確信が持てない。何しろ社長もお年だ。けれど、ここのところの動きで、なんとなく「継承」というものが最近の事務所の大きなテーマになっていることは感じている。

ジャニーズ舞台を支える光一くんや滝沢くんは、舞台で起用する後輩を少しずつ入れ替えて育成に協力しているような様子が見える。錦織先輩は後輩たちの舞台演出の方面に力を注いでいる。ABC-Zくんたちの懐古的なシングル曲選び、嵐くんたちの昨年のアルバムからコンサート、そして今回の新曲を見ると、わりと本気でジャニーズ事務所は伝統と継承を考えているのでは、と思わざるおえない。

 

V6さんはグループとしては、継承よりも挑戦を求められているグループと感じているけれど、坂本さんを個人として見れば、この二十年以上いろいろなミュージカルの経験を、コンスタントに幅広く積ませてもらってきた数少ない人材とも言えるわけで、その経験は、下の世代に還元することを求められるのではないだろうか。

 

時がたたなければ、このへんの答えは出ないだろう。

今回のコンサートについては、また今度があることを切に祈りながら、今後の展開を見守りたい。

 

V6さんのDVDをデッキの前に飾りながら、頭の中の記憶をひっぱりだしてブログを書いているのもちょっとしんどくなってきたので、今日は久しぶりに雑談してみました。

 

 

 

いつだって格好良い

V6さんのセンターはと問われれば、やっぱり彼を思い浮かべる人が多いだろう。森田剛くん、いつだって彼は格好良い人。

うひゃうひゃ笑っているときも、何言っていいのか言葉を選べなくて困っているようなときにでも、剛くんは格好良い。

 

でもその昔、オタになる前にV6さんをぼんやり眺めていたころは、ひたむきに踊る子だなというのが一番の印象だった。

当時は本当にセンターで踊っていることが多かったけれど、間奏部分で踊りが難しいパートだと、そこだけトニセンさんが前に出て踊っていることがあって、その短い部分だけ後ろで踊っている剛くんの表情が、とても印象的だった。ひたむきで、年上のメンバーに負けないように、喰いつくようにひっしに踊っているように見えた。

6人6様の踊りの形が出来上がった今では、もうあんな顔をする剛くんを見ることはない。

それはもちろん素敵なことなんだけれど、たまにね、あんなふうにむきになっているみたいに踊る剛くんも見たいなぁと思ったりもするのです。

 

自担みたいにミュージカルというのは、剛くんの選択肢にはないのかもしれないけれど、今の剛くんが得意ではないタイプのダンスに挑むところも見てみたい。

なんでなんだろうな、V6さんで踊る剛くんはいつだって格好良いんだ。けれど、それを越えて、また違う姿の剛くんが見たいって、何でかそんな風に思う。

それだけ剛くんのことは、「踊る人」というイメージが強いのかもしれない。もちろん演じる彼も素敵なのだけどね。

 

森田剛くん、37歳のお誕生日おめでとうございます。

演じる仕事では次々に違う顔を見せてくれる剛くん。きっとこれからも新しい姿を見せてくれるに違いないと思っています。

この一年も、ファンをどきどきさせる格好良い男でいてくれるはずですよね。

それは信じちゃっていますので、どうかよろしくお願いします。

 

 

ふり返り作業

余所様のブログを周っていると、一年の締めくくりにふさわしいまとめ記事がたくさんあがっていてすごいなあと思う。

たいがいなとりあたまな私には、なかなか向かない作業だ。とりわけ尊敬してしまうのは、年間のジャニーズ支出を算出されてある方々、その現実と向き合う精神力に感心してしまいます。すばらしい担力だと思います。

 

行った現場の半券はすべて保管しているけれど、それを計算したことはない。買った雑誌のレシートは絶対にすぐに捨てる。注文したDVDの明細なども精算が終わったら即廃棄。絶対に電卓入れたくないと現実から目をそむけ続けて、早十数年。

ふり返ったら怖いことになりそうなので、使ったお金は考えないことにして生きている。

けれど、まあ今年はそれでも総支出は少なかったのではなかろうか。

なにより現場がV6さんだけだったわけだし、元から番協には手を出していない。例年を上回っているのは雑誌関係の支出だと思うけれど、遠征一回で年間雑誌分は賄っておつりがくるだろう。V6さんのアニバーサリーイヤーのわりに節約出来た?一年でした。

めでたいかな? それよりすでに来年の支出の方が怖いことになりそうだ。恐ろしい。先のことは考えないことにしよう。

 

本年最後になりますので、ひとつ坂本さんの担当として今年一番嬉しかった瞬間の思い出を、書き留めておきたいと思います。

 

11月1日の代々木にて。

最後のサプライズでファンのメッセージ入りリボンシャワーを浴びる6人さんの姿は、いろいろな雑誌に取り上げられていた。その時の坂本さんのお顔が深く印象に残りました。

坂本さんは最後にメッセージのリボンを胸に抱えて、とても満ち足りた顔で会場を見て、深く頭を下げた。

メンバーからは甲子園の砂を集めて持ち帰る高校球児みたいとからかわれていたけれど、見ているこっちは全く別のものを思い出していた。

ミュージカルの千秋楽、カーテンコールに応えている時の顔に重なった。充足感、満足感、今そこにいる坂本さんはきっと幸福なのだろうなと思えるお顔だった。

正直、コンサートでそんな顔をしている坂本さんを、私が見たのは初めてだった。

ミュージカルのオーラス、それも手ごわい作品をやり遂げた後の坂本さんは、何とも言えないような満ち足りた、幸せそうな顔をしていることが多い。その時のお顔に重なった。

ミュージカルのステージに立つことは坂本さんの幸せなのだろうと、自然にそう思えるような顔。

 

V6さんとしてのステージでもこんな顔ができるのだな、そう思って見ていた。V6さんは坂本さんにとって、大切な場所だと知っているけれど、このときほどにそれを実感できたことはなかった。

いつもどこかで少し、疑っていた。坂本さんはV6さんでいるよりも、ミュージカルの舞台に立っている時の方が幸せなんじゃないだろうかと。あまりにも幸福そうな、舞台でのカーテンコールのシーンを見ているからさ。

V6さんとしてのステージが、同じくらいの重さと幸福を、坂本さんに与えてくれているのか、信じきれなかった。

11月1日の代々木のオーラスで見れた坂本さんの顔と、舞台のカーテンコールの時の顔がダブって見えたとき、そんな疑いを持つ必要はないんだなと思えました。

きっとどっちも大事な場所だよね。

そんなふうに思えたことが、とても嬉しかった。

 

V6さんのアニバーサリーイヤーは、良いものでしたね。

しめくくりの紅白からカウコンまで、まだまだ最後、お楽しみが残っております。本当にV6オタとしては、とてもハッピーな一年でございました。

来年は、V6さんのオタとしても、坂本さんの担当としても、幸せな一年になりますように、グループと個人のお仕事の両立が成り立ちますことをお祈りして、締めくくりとさせていただきます。

 

来年も楽しいことが、いっぱいありますように。

 

 

まずは落ちつこうか

心の波風がたってしょうがない。

午前11時、コーヒーを入れてクリスマスケーキの残りを少しだけ食べて、落ちそうな気持ちをなだめていました。

 

本日は坂本さんのソロコンのチケット一般発売日。電話との戦いはあっという間に終わりまして、見事に惨敗でございます。どれくらい一般にチケット残ってたんでしょうね? 瞬殺だったような気がいたします。

まあ予定通りといえば予定通り。驚きはいたしませんし、このキャパでチケットに余裕があっては逆に困惑してしまうというものです。

しかし戦い終わって収穫がないと、まあそれは多少は気持ちが落ちます。これもあたりまえなんだけど、なんか落差が激しくて困るのです。

 

朝からワイドショーで24時間ラジオの様子がちょっとだけ流れて、わりと元気な6人さんたちの姿を見てほくほくしたあとだったから余計にしみるのですね。

 

24時間ラジオ、素敵でした。

V6さんの声を声を垂れ流しで聞いていると、やっぱり坂本さんの声がしみじみ好きだと思う。なんかもうしゃべってる内容ってどうでもいいのだ。(いや、どうでもよくはないよね。チャリティーだもの、素敵なお話が沢山あったと思うし)とにかく声の響きが好きなのだなとしみじみ思わせられた。

Xmasソングがかかっている向こうで、たまに電話受けしている声が聞こえてくる。これがまた電波に向けてじゃなくて、電話の向こうの一人に向けてしゃべっている、少しかすれがあるけど響きの良い、落ちついた優しい声音、しゃべっている内容は良く聞こえないんだけれど、もう声音だけでときめきまくっていました。

坂本さんと健くんはスタジオ担当だったから、ほとんどずっとっていう勢いで、声を聞くことができました。ぼぉっと幸せに浸っていました。

この声、ずっと聞いていたい。歌っている声は最高だけれど、しゃべっているだけだってこんなに好きな声だったんだって、再確認いたしました。

 

Xmas午前0時からの生ライブは最高に幸せでした。

私はCD音源より、テレビでのパフォーマンスよりも、生の歌と踊りが勝ると思っているので(特に坂本さんは)、コンサートや舞台という現場にこだわってしまうタイプのオタなのですが、ラジオの生ライブはかなり満足度が高いことに今回の企画で気が付きました。

夜中だと言うのに「愛なんだ」でイエーイとこぶしを振り上げ、「愛メロ」で手振りを踊ってしまっていました。

自室で一人で音量を押さえながら聞いておりましたので、客観的には寂しいことこの上ない感じですが、気持ち的にはとてもハッピークリスマス。

2020年問題がそろそろ表面化してきていて、アーティストのライブ会場の争奪も来年からはさらに厳しいことになりそうだし、V6さんたちにもその波は避けられないでしょうから、もしも次のツアーまで間が開きすぎるようであれば、途中でラジオでライブなんて企画をやっても面白いかもなんてことも頭をよぎりました。

公録じゃなくて、スタジオでV6さんたちだけでライブとトーク、カメラを入れて後でCD特典とかにして映像も公開したら無駄もなくオタの満足度も上がることでしょう。

それぐらい楽しかった!

 

けど幸福の余韻に浸っている間もなくの、チケット争奪戦です。幸せだけどね、しんどいんですよ。

しんどい思いできることも本当は幸せなんですけどね。なにしろ今年は坂本さんの舞台姿を見ることができなかったわけですから!(まだ根に持っていますよ~)予定があるだけで幸せですよ、ええっ!!

 

まあ地道にがんばります。2月は遠いような気がしていましたけど、考えてみればあと一ヶ月半なのですね。

WOWOWさんのおかげで、ここのところV6さんのライブ映像にひたすら耽溺する日々を過ごしておりまして、いろいろ切迫していることを失念しておりました。(ブログの更新も)

紅白までにレコーダーの整理もしなければなりません。

年末年始は見たいスポーツもたくさんあるので、とにかく録画、整理、保存をとどこおりなく進めておかないととんでもないことになるのが目に見えております。

落ち込んでいる暇はないということです。頑張ろう、自分。